アート・ファーマー(ART FARMER) / WHEN FARMER MET GRYCEのページです
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WHEN FARMER MET GRYCE

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ART FARMER / WHEN FARMER MET GRYCE OJCCD072-2
パーソネル
1-4
Art Farmer(tp) Gigi Gryce(as) Horace Silver(p) Percy Heath(b) Kenny Clarke(ds)
recorded 5/19/1954
5-8
Art Farmer(tp) Gigi Gryce(as) Freddie Redd(p) Addison Farmer(b) Arthur Taylor(ds)
recorded 5/26/1955
トラックス
1
A Night At Tony's
2
Blue Concept
3
Stupendous-Lee
4
Deltitnu
5
Social Call
6
Capri
7
Blue Lights
8
The Infant's Song
 


もっともビューティフルなサウンドのトランペッター、アート・ファーマー。ジム・ホールとのアトランティック盤やアーゴの「ART」などでその美しいトーンにまいったファンは多いと思う。しかし彼の本質は50年代のアルバムに聴かれるような均整の取れたハード・バッパーだ。60年代のアルバムも確かにアートの素晴らしい一面 を捉えている、けれどよく聴けば50年代前半のアート・ファーマーは マイルスやクリフォード・ブラウンに比肩しうるトランペッターであったことは間違いがない。ただファーマーはどんなにエモーショナルなプレイをしてもバランスの取れた美しいプレイができた。だからその初期から完成されたプレーヤーといえるかもしれない。

60年代の地味溢れるプレイを別 にしてファーマーが最も輝いていたのは54年から58年ではなかろうか。様々なホーンプレーヤーと堂々と渡り合ってブリリアントなプレイを我々に見せてくれた。プレスティッジの諸作、そしてソニー・クラークの「クール・ストラッティン」などがそうだ。ただしベニー・ゴルソンとのジャズテットは僕は嫌いなのだ。

さて本アルバムだがライオネル・ハンプトン楽団の同僚ジジ・グライスと組んだものだ。この当時進歩的なミュージシャン、ジジ・グライスと知的なハード・バッパーアート・ファーマーの組み合わせは的を射た物で、ハード・バップアルバムとして54年当時群を抜いて完成度の高いアルバムとなった。

特に前半の4曲はホレス・シルバー以下のリズム隊の素晴らしいサポートもありこの時期のプレイとしては最良の部類にはいるだろう。ファーマーはどんなテンポで演奏しても均整の取れた美しいフレーズを吹いている。まさにクリフォード・ブラウンやマイルスに迫る存在だ。ジジ・グライスもパーカー派のアルト奏者ながら抑制のきいたソロだ。なおこのアルバム全曲ジジ・グライスのオリジナルだ。

後半の4曲はリズム隊がガラッと変わり当時のレギュラーメンバーではないだろうか。時に6のカプリはジジ・グライスのオリジナルとしては度々演奏されているのでどこかで聴いた方もいるだろう。ジジ・グライスはこの後ドナルド・バードと同傾向のグループを率いたが演奏的には絶対こちらの方が上だった。

アート・ファーマーはジャズテットを含むアーゴでのアルバムやアトランティックのアルバムが注目されがちだが、本来の彼の姿を捉えたプレスティッジ時代のアルバムをぜひ聴いてもらいたい。力強いアートのソロは本当に素晴らしい。

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