キャノンボール・アダレイ(CANNONBALL ADDERLEY) / KNOW WHAT I MEANのページです
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KNOW WAHT I MEAN

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CANNONBALL ADDERLEY) / KNOW WHAT I MEAN 
パーソネル
Cannonball Adderley(as) Bill Evans(p) Percy Heath(b) Connie Kay(ds)
recorded 1/27,2/21,3/13/1961
トラックス
1
Waltz For Debby
2
Goodbye
3
.Who Cares(take5)
4
Who Cares(take4)
5
Venice
6
Toy
7
Elsa
8
Nancy(With The Laughing Face)
9
Know What I Mean(re-take7)
10
Know What I Mean(take12)
 
 


キャノンボール・アダレイはソウル色の強さゆえ60年代中期以降のアルバムは日本ではほとんど人気がない。ファンクの御用商人とか色々と揶揄されている。しかしアメリカでは絶大な人気だ。

底抜けに明るいトーンでバリバリ吹きまくるキャノンボール・アダレイに大いなる魅力を感じるファンも多いことだろう。時にオーバーファンクなプレイも見せるが60年代を前半のアーシーで天真爛漫なアルバムは未だ輝いている。やはりリバーサイドに残したアルバムがキャノンボール・アダレイの頂点だろう。ミルト・ジャクソンと共演した「THINGS ARE GETTING BETTER」のゴスペル風な演奏も好きで良く聴く。もう1回再評価して欲しいアーティスト。

さてこのアルバムはキャノンボール・アダレイのリリカルなプレイが堪能できるアルバム。またキャノンボール・アダレイのワンホーン・アルバムとしても貴重だ。

このセッションは3回に分けて録音されており、共演のビル・エヴァンスは2回目と3回目の間に名作「EXPLORATIONS」を録音している。

さてこの共演の複線は当然マイルス・セクステットにあるわけだが、一見バランスを欠く共演にみえながら二人のコラボレーションは少しの反故もない。マイルス退団以後ビル・エヴァンスはスコット・ラファロとの共同作業を押し進め新しいピアノ・トリオの表現を確率した。キャノンボール・アダレイも自己のクインテットでアーシーな側面 を強めつつ前進していた時期だ。ただしその行き方は違っても互いにマイルスの元でモードを体験したことがこの共演を実りあるものにしている。またリズム・セクションになぜMJQの二人が起用されたのかは謎だが、スコット・ラファロのベースではあまりにビル・エヴァンス色が強くなりすぎてかけ合わなかっただろう。(本当それも聴いてみたかったのだが)

1は有名なエヴァンスのオリジナル。エヴァンスの美しいイントロのあとキャノンボール・アダレイのソロとなる。明るいトーンで軽く出ながら次第にエモーショナルになっていく。キャノンボールの独り舞台。オープニングにはもったいない演奏。

2は映画「ベニー・グッドマン物語」で有名な曲。キャノンボールの泣きのアルトがすばらしい。エヴァンスのソロが実にロマンティックだ。この曲の新しい局面 を見せてくれる。

3・4はガーシュインのスタンダード。3がオリジナルテイク。キャンノンボールが実に楽しげに吹く。もう止まらないって感じ。エヴァンスも触発されてジャンプしている。後半はブロック・コードを効果 的に使っている。4は本当に止まらなくなったキャノンボール。ただしちょっとソロが3に比べて冗漫だ。エヴァンスも圧倒されたよう。

5は二人のMJQメンバーに敬意を表したのだろう。ジョン・ルイスのオリジナル。映画「大運河」で使われた曲だ。ヴェニスの水面 が見えるような美しいメロディ。エヴァンスがちょっとジョン・ルイス風に弾いている。

6クリフォード・ジョーダンのオリジナル。何とも愛らしいメロディ。しかしソロは結構ハードだ。エヴァンスのソロが面 白い効果を使っている。

7はビル・エヴァンスの愛奏曲。この曲だけスコット・ラファロを使ったらどうなったんだろう。ビル・エヴァンスのソロのあとキャノンボールの出だしの音が好きです。そのあとのエヴァンスのソロはテーマを暗示しながら幽玄な世界を描き出す。

8はジミー・ヴァン・ヒューゼンのバラード。メロディの最後を持ち上げるキャノンボールのソロが情感たっぷり。続くエヴァンスのソロもロマンティック。

9・10は再びエヴァンスのオリジナル。このアルバムの中で一番モーダルな演奏。

今は亡き二人のリリカルなプレイを味わって欲しい。

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