テディ・エドワーズ(TEDDY EDWARDS) / TOGETHER AGAINのページです
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TOGETHER AGAIN

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TEDDY EDWARDS) / TOGETHER AGAIN OJCCD424-2
パーソネル
TEDDY EDWARDS(ts) HOWARD McGHEE(tp) PHINEAS NEWBORN JR.(p) RAY BROWN(b) ED THIGPEN(ds)
recorded L.A. May 15&17,1961
トラックス
1 TOGETHER AGAIN 2 YOU STEPPED OUT OF A DREAM 3 UP THERE
4 PERHAPS 5 MISTY 6 SANDY


テディ・エドワーズと言われてピンとくる方はかなりのジャズ・ファンでしょう。共演のハワード・マギーにしても最近の若いファンはご存知ないと思います。(知ってるよという方ゴメンナサイ)

二人の楽歴は古く1945年チャーリー・パーカーがロスのクラブ「ビリー・バーグス」にディジー・ガレスピーとともに出演した当時すでにプロとして活動していました。

ハワード・マギーはパーカーのロス時代、片腕としてダイアルセッションの吹き込み参加、ディジー・ガレスピーに次ぐ存在として脚光を浴びていました。

テディ・エドワーズもハワード・マギーのグループの一員として活動しています。なぜかダイアルのセッションではパーカとは共演していません。ただクラブ・ギグでは共演していたようです。

テディ・エドワーズのテナースタイルはモダン右派と形容したい保守的なものですが、どこかとらえ所のないソロがある意味魅力です。音的にはホーキンス流の太い音色でデクスター・ゴードンなどと共通するものがあります。テディ・エドワースはハロルド・ランドと同じにほとんどロスを離れることなく過ごしたので地味な存在となってしまいました。

僕が彼を初めて聴いたのはミルト・ジャクソンのインパルス盤「THAT'S THE WAY IT WAS」でした。何となく気になるテナーとの印象でしたが、スイング・ジャーナルなどでもほとんど取り上げられる事がなく忘れたままになっていました。

それから20年あまり、何気なく聴いた中古盤のテナーがテディ・エアドワーズで「おお、やるじゃん」といった感じ、それがこのアルバムです。ですのであまり威張れたものではありませんね。

しかもこのアルバムはハワード・マギーで聴いたような記憶があります。でも何回か聴くうちにテディ・エドワーズのノンシャランなテナーにはまってしまいました。

あらためてこのアルバムですが、なぜ「TOGETHER AGAIN」というタイトルがついているかというと、1940年代中ごろ二人はレギュラーグループを組んで演奏していました。ところがハワード・マギーはロスを去り、テディ・エドワーズはロスにとどまりその後共演する機会がありませんでした。約15年ぶりに再開したセッションということで「TOGETHER AGAIN」というタイトルが付けられたのです。

しかもバックのメンバーがフィニアス・ニューボーン、レイ・ブラウン、エド・シグペン。オールスター・リズムセクションです。

フィニアス・ニューボーンは当時テディ・エドワーズのレギュラーメンバーでした。ここでもフィニアスのピアノは好調にソロを取っています。

ハワード・マギーは例によって麻薬のため50年代をほとんど棒に振り、やっとカムバックしたのが60年代になってからです。同じ61年コンテンポラリーにリーダー・アルバムを吹き込んでいます。

このアルバムでは旧友との共演でハワード・マギーのトランペットも明るくスイングしています。40年代の野性味溢れるプレイではありませんが、渋く枯れたプレイに好感が持てます。ミュートの使い方なんか思わず「しぶ〜い」と言ってしまいそうです。

さてテディ・エドワーズですが、やはりホーキンス流の太い音で快調にソロをとります。こういった音を聴くと「テナーはこうでなくっちゃ」なんてつい思ってしまいます。

僕はテディ・エドワーズのバラードが好きなのですが、このアルバムでも「MISTY」でイカスバラードを聴かせてくれます。メロディをあまりいじることなくストレートに、そしてウォームにソロを取っています。決してムードミュージックにはなっていせん。ワンホーンでじっくりと聴かせてくれます。

全体のアレンジは多分レイ・ブラウンでしょう。あまり知られていませんが、彼はオスカー・ピーターソン・トリオの実質的な音楽監督でした。

1がテディ・エドワーズのオリジナル、3がレイ・ブラウンのオリジナル、6がハワード・マギーのオリジナルです。4はパーカーのオリジナルでかつてのボスに敬意を表したのでしょうか。2・5はスタンダードです。

僕は6のハワード・マギーのオリジナルが結構すきです。4もいい感じのプレイです。

ジャズの紹介本で絶対に取り上げられることのないこのアルバムですが、愛すべき小品として皆様のライブラリーに加えられることを願ってレコメンドします。

出来うればハロルド・ランドと並んでテディ・エドワーズにももう一度スポットが当たって欲しいと思っています。

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