ズート・シムス−ジョー・パス(ZOOT SIMS-JOE PASS) / BLUES FOR TWOのページです
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BLUES FOR TWO

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ZOOT SIMS-JOE PASS / BLUES FOR TWO
パーソネル
Zoot Sims(ts,ss) Joe Pass(g)
recorded 3/6,6/23/1983
トラックス
1
Blues For Two
2
Dindi
3
Pennies From Heaven
4
Poor Butterfly
5
Black And Blue
6
I Hadn't Anyone Till You
7
Takeoff
8
Remember
 


今回はちょっとマニアックに隠れ盤を取り上げました。「お!ズートか、でもギターとのデュオねえ・・・」実際僕もそうだったんです。けれどある時ジャズ喫茶で偶然これが、思わず帰り道このレコードを買ってしましました。今でも時折ターンテーブルにのる愛すべき小品です。

このアルバムだがいまは亡き二人、ズート・シムスとジョー・パスとのデュオである。ライナーノーツから察するとどうもこのアイデアはジョー・パスの方から出したみたいである。当時パスは様々なデュオ・アルバムを作っていたが、ここでも彼のツボを心得たプレイがズートを好サポートしている。リズム隊がないぶんだけ自由にメロディが展開していく。またこのころズートはしばしばソプラノ・サックスを吹いているがここでも3でソプラノを吹いている。彼のソプラノ独特の軽やかなスイング感が心地よい。テナーもビブラートの少ないスムースなソロがリラックスした雰囲気を醸し出している。

二人のヴァーチュオーゾが奏でるデュオは極上のイタリアワインのように軽やかでこくがある。パスのイントロにのって出てくるズートのソロはいつも通 りに軽やかでメロディックだ。希代のスインガー、ズート・シムスに触発されたジョー・パスも唄うようなソロである。またパスのソロのあとのズートの出だしがまたぐっと来る。地味ながら聴き所がたくさんあるアルバムだ。

オープニングはオリジナルブルース。ズートは白人ながらブルースの名手でこういったミディアム・バウンスのブルースはもっとも得意とするところ。パスのバッキングが渋い。

2はウエイン・ショーターの人気盤「スーパー・ノヴァ」で有名な曲。ボサノバのリズムに乗りズートが気持ちよさそうに吹いていく。ゲッツのボサノバとは違った趣がある。

3は唯一のソプラノでのプレイだ。プレイスタイルはテナーと同じだがソプラノになった分だけ軽やかさが増している。ちょっとしたビブラートが粋だ。パスが奏でるベースラインにズートが気持ちよくのっていく。

4は古いトーチソング。僕は何故かこの曲が好きでこの曲の入ったアルバムはどおしても買ってしまう。ズートはいつもより抑えたトーンでソロをとる。2コーラス目の長いメロディラインが切ない。

5はファッツ・ウォーラーの作曲。ズートのソロには物語が有るようにきこえる。その物語におもわず引き込まれてしまう。

6こういった小粋なスタンダードこそズートの真骨頂。パスも自分のソロを削ってズートに吹かせてしまう。

7は2曲目のオリジナル。ズートらしい曲だ。

8のアーヴィング・バーリンのスタンダードがこのアルバムのベストトラック。パスのロマンティックなイントロの後意表をついた低いトーンでメロディをふく。パスも抑えたソロを。ズートが音の最後を引きずるように切ない気持ちを表現していく。音が消えてもまだ余韻が残るようなプレイだ。

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