ポール・デスモンドTHE PAUL DESMOND QUINTET/QUARTETのページです
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PAUL DESMOND QUINTET/QUARTET

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THE PAUL DESMOND QUINTET/QUARTET OJCCD712-2
パーソネル
1,4,5,8
Paul Desmond(as) Dick Collins(tp) Dave Van Kriedt(ts) Bob Bates(b) Joe Dodge(ds)
2,3,6,7
Paul Desmond(as) Jack Weeks(tb) Barney Kessel(g) Bob Bates(b) Joe Dodge(ds) The Bill Bates Singers
9-16
Paul Desmond(as) Don Elliott(mello) Norm Bates(b) Joe Chevrolet(ds)
recorded 2/14/1956
トラックス
1
Jeruvian
2
Soon
3
Winky
4
Baroque
5
But Happy
6
Will I Know
7
Garded In The Rain
8
Misty Window
9
Jazzabelle
10
A Watchman's Carroll
11
Everthing Happens To Me
12
Let's Get Away From It All
13 Look For The Silver Lining 14 Sacre Blues 15 You Go To My Head
16 Line For Lyons        


ポール・デスモンドの最高傑作を含むファンタジー時代の2in1。

ポール・デスモンドといえばデイブ・ブルーベック、ブルーベックといえば「テイク・ファイブ」というぐらいデイブ・ブルーベックとの活動でその名を知られたポール・デスモンド。しかしあのグループの魅力はほとんどポール・デスモンドにあったといっても過言ではない。

パーカーのようには吹けてもポール・デスモンドみたいには吹けないと言わしめるほど独特なトーンの持ち主。その清らかで優しい音色は一度聴いたら忘れられない。ソロも実にメロディアス。まさに白人にしかできないジャズだ。

デイブ・ブルーベック・カルテットはポール・デスモンドのすがすがしいプレイとブロック・コードを多用するブルーベックの少々グロテスクなプレイとの対比において醸し出されるある種のフレッシュな感じや多少難解さを残したプレイが学生達や白人ジャズファンに大いに受けた。ただ冷静に分析するとつまりはポール・デスモンドの魅力に負うところが多いグループだった。

ポール・デスモンドはブルーベック在籍時から度々リーダーアルバムを吹き込んでいる。特にギターのジム・ホールと組んだRCAの諸作やワーナーの「ファースト・プレイス・アゲイン」は有名。実にしっとりとして清らかなプレイだ。滑らかな音色とメロディックはフレージングは聴いているものをリラックスさせる。

さて本アルバムだが、これはファンタジー時代に吹き込まれたアルバム2枚をカプリングした2in1だ。デスモンドのプレイはこの時代からもう完成されたプレイヤーで、ここでも絹の手触りのような滑らかなトーンとメロディアスで豊かなフレージングを聴くことができる。

1-8がクインテットで9-16がカルテットの演奏だ。前半のクインテットには4曲コーラスが加わる。ポール・デスモンドをムード音楽と誤解する輩はこうした演奏から誤解するのだろう。コーラスの加わったテイクは確かに少々甘い演奏だ。それでもポール・デスモンド自体は普段のプレイだ。

僕がこのアルバムを強力にオススメするのは後半に収録された9-16の「ポール・デスモンド・カルテット」の演奏である。これぞポール・デスモンドの最高傑作と僕は思っている。しかも国内未発売なのである。こんな素晴らしい演奏が何故今まで1回も発売されなかったのだろう。もしかするとジャケットのダサさかもね。(ここのアルバムジャケットはクインテットのものです)

僕はこのレコードがどおしても聴きたくてオリジナル盤を買ってしまったほどである。この盤がアメリカから届いたときは本当に嬉しかった。他の盤と一緒に来たのだがまずいの一番にこれをかけた。期待に違わず素晴らしいプレイだった。

ドン・エリオットとポール・デスモンドが作り出す桃源郷のようなサウンド。果 てしなく美しい世界だ。またピアノレスカルテットなのでよりメロディックなソロが展開される。また僕の大好きな「Everything Happens To Me」が収録されているのもこのアルバムの魅力を否が応でも高めている。ただベースのどうしようないソロはご愛敬。

また日本ではほとんど省みられることのないプレヤー、ドン・エリオットのメロフォンという珍しい楽器によるソロも見逃せない。

ほとんどマスコミで取り上げられることのない作品だがこのアルバムはぜひ全ジャズファンに聴いてもらいたい作品だ。

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