アート・ペッパー THE ART PEPPER QUARTETのページです
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ART PEPPER QUARTET

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THE ART PEPPER QUARTET OJCCD816-2
パーソネル
Art pepper(as) Russ Freeman(p) Ben Tucker(b) Gary Frommer(ds)
recoeded 11/25/1956
トラックス
1
Art's Opus
2
I Surrender Dear
3
Diane
4
Pepper Pot
5
Besame Mucho
6
Blues At Twilight
7
Val's Pal
8
Pepper Pot(alternate)
9
Blues At Twilight(alternate)
10
Val's Pal(take 1)
11
Val's Pal(take 4)
12
Val's Pal(take 5)


アート・ペッパーの最高に楽しい「ベサメ・ムーチョ」を収録した名盤!

白人最高のアルト奏者アート・ペッパーはその生涯の大半を麻薬によって浪費してしまった。彼が1955年以降60年までに吹き込まれたアルバムの質の高さからその後10年以上を刑務所との往復ですごしてしまったことは誠に残念だ。ただ75年の復帰作を聴くと前とは異なりエモーショナルでハードな奏法に変わっている。特にヴィッレジ・ヴァンガードのライブは壮絶だ。日本へは77年カル・ジェイダーの一員として来日したが事前に知らされていなかったため一部のファンが聴けたにとどまった。しかしその演奏は今でも語りぐさである。僕は残念ながらペッパーの生は聴かずに終わってしまった。その後78年〜81年まで毎年来日している。

ところでペッパーのプレイはデビューから60年ごろまでと70年代の復帰以降ではまるで異なる。そのためファンも前期派と後期派に分かれる。確かに後期のエモーショナルなプレイも捨てがたいが、やはり前期の繊細で色気のある音色のペッパーが僕は好きだ。

このアルバムは前期のペッパーで特に「ベサメ・ムーチョ」のプレイで名高い。ペッパーのアルトには何故かラテン・ナンバーが似合う。有名なオメガ・セッションでもこの曲をはじめラテンを何曲も演奏していた。この時期のペッパーは生涯で一番好調な時で、そのソロは優雅で溢れ出るアイデアを押さえきれないほどメロディックなソロが続く。1曲あたりの収録時間は比較的短めだが、かえってぴしっとしまった演奏になっている。

曲は2・5を抜かしてペッパーのオリジナル。

アート・ペッパーのオリジナルはどれもメロディが美しくさすがペッパーと言いたい。3は当時の妻に捧げた曲だが二人の関係は悲しい結末が待っている。6のブルースは「モダンアート」のオープニングに通 じる哀愁の漂う演奏だ。「カミン・ホーム」の作者ベン・タッカーのベースソロも聴ける。 ただ「ベサメ・ムーチョ」が群を抜いて素晴らしい。ペッパーらしいリリカルな気品に満ちたプレイだ。この曲のベストプレイといっても過言ではないだろう。ペッパーのアルトの音色はこの当時実に色っぽい。そして明るく爽やかなウエスト・コーストのようである。がそれだけではなくどこかに影のある音色なのである。何かしら危うさを感じてしまう。そこが彼の魅力だ。この魅力が最大に詰まった56年の代表作がこのタンパ盤です。もう1枚もぜひ聴いてください。
なお一言ピアノのラス・フリーマンの好サポートもこのアルバムを価値あるものにしている。

最後にペッパーの自伝「ストレート・ライフ」この赤裸々な告白を是非読んでほしい。ただ現在絶版なのが実に残念。ぜひ再版して欲しい。

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