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ピアノ・トリオを楽しむ10枚
マスターKOBAが選ぶ入門篇「ピアノ・トリオを楽しむ10枚」です。
ジャズはピアノ・トリオに始まりピアノ・トリオに終わると言うぐらいジャズの基本です。構成が単純なだけに聴きやすいのですが奥深いものがあります。KOBAがこれはというアルバムを定番5枚、そしてジャズの解説書には絶対載らない裏盤5枚選びました。
とことんエンジョイして下さい!
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定番5枚
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ビル・エヴァンス(BILL EVANS) / WALTZ FOR DEBBY OJCCD210-2 |
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もう言うことのない名盤中の名盤です。親しみやすいメロディのタイトル曲「WALTZ FOR DEBBY」を初めとしてすべてが素晴らしいアルバムです。女性的な演奏なんて「うそ」です。リリカルだけどクールな演奏です。このアルバムの底は深いのです。初心者からマニアまで、聴くたびにあらたな発見のあるアルバムです。全ジャズファンに聴いて欲しいアルバムです。
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トミー・フラナガン(TOMMY FLANAGAN) / OVERSEAS OJCCD1033-2 |
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いぶし銀のピアニスト、トミー・フラナガンの一世一代の名演です。名盤のかげにトミフラありと言われるほど彼の参加した名盤はたくさんあります。それだけにバイプレーヤーとしての認識が強いのです。このアルバムはJ.J.JOHNSONクインテットの一員としてヨーロッパ楽旅中に吹き込まれたものです。エルヴィン・ジョーンズの素晴らしいドラムスに触発されてトミフラのピアノがドライブします。
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レイ・ブライアント(RAY BRYANT) / RAY BRYANT TRIO OJCCD793-2 |
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なんとなくやんちゃ坊主みたいな風ぼうからは想像できないレイジーなピアノを聴かせてくれます。底に深く流れるブルース・フィーリングをバックボーンとした彼のスタンダードはいつ聴いてもすぐれ物です。とくに「ゴールデン・イヤリング」の名演で有名ですが僕は「エンジェル・アイズ」の雰囲気が大好きです。
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ハンプトン・ホーズ(HAMPTON HAWES) / EVERYBODY LIKES OJCCD421-2 |
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ハンプトン・ホーズなら「THE TRIO VOL.1」だろうという声は無視して、ホントいうと3枚ある「THE TRIO」シリーズはどれも甲乙つけがたいアルバムです。僕的には愛らしいジャケットでこのアルバムを選んだというところでしょうか。ハンプトン・ホーズの名人芸を楽しんでください。
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フィニアス・ニューボーン(PHINEAS NEWBORN JR.) / A WORLD OF PIANO OJCCD175-2 |
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国破れて山河ありではないですが、都落ちしたフィニアス・ニューボン・ジュニアを拾ったのがコンテンポラリーのプロデューサー、レスター・ケーニヒです。その起用に応えてフィニアスが彼の超絶技巧を駆使して、でもテクニックだけじゃない本物のジャズを聴かせてくれます。
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裏盤5枚
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ロイ・ヘインズ(ROY HAYNES) / WE THREE OJCCD196-2 |
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ドラマーがリーダーのピアノ・トリオです。といってもドラムソロがバンバンでてくるアルバムではないです。タイトルナンバーの「REFLECTION」ほんとにいい曲ですね。フィニアス・ニューボン・ジュニアがこんなにブルージーだったとは。
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ジェリー・ウイギンス(GERRY WIGGINS) / RELAX AND ENJOY IT! OJCCD173-2 |
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「なんてたって楽しくなきゃ、ジャズはね」ってジェリー・ウイギンスが言っているようなアルバムです。もう理屈抜きにスイングしまくってます。縦でも横でもお好きにスイングしてください。このアルバム録音もいいんです。OJCのアナログ廃盤ですが、見つけたらそく買いですよ。
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レッド・ガーランド(RED GARLAND) / RED IN BLUESVILLE OJCCD295-2 |
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レッド・ガーランドならあのチョー有名盤「GROOVY」だとおおもいでしょうが、へそ曲がりなKOBAはこれを選びました。レッド・ガーランドという人の本質はやはりブルースが底にあるということを再確認させてくれるアルバムです。甘美なブロックコードの底に流れるブルースな心を感じ取ってください。
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ティチィアン・ヨースト(TIZIAN JOST) / OUR REFLECTIONS AS040 |
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やっぱこういうアルバムを最初に聴いて欲しいと思いました。ジャズ・ピアノってこうなのさと僕は言いたいです。選曲もにくいしここからジャズにはまってください。
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CD \2500  |
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ヨス・ヴァン・ビースト(JOS VAN BEEST) / BECAUSE OF YOU AS006 |
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澤野さんがこのアルバムを発売したとき、心無い一部のファンがこのアルバムを「ラウンジピアノ」と馬鹿にしたそうです。しかし澤野工房はじまって以来のセールスを記録したこのアルバムに澤野さんは誇りを持って「新しいジャズファンを開拓したアルバムです」と僕に話してくれました。その思いが伝わるアルバムです。
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CD \2500  |
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